本との再会

 何事も、一朝一夕に思い描いたようにはいかない。
 目標を見据え、目標への到達に向けた積み重ねが欠かせない。


 今の私を形成してきた要素の中で、外せないのが「読書」による効果である。


 「読書」を端的に表現すると、

「お金で、学問としての知識や、本文を通して経験を疑似体験することで
 得られる知恵などを、手に入れることのできる手段」

 大変、有益な手段です。


 これまで、何冊の本を読んできことでしょう。

 数百冊?
 
 読書がなければ、きっと今よりも面白味に欠ける人生となっていた。
 (おそらく、その面白味にも気付かない。)

 今の私は、これまでの読書の積み重ねで形成されている部分が大いにある。

 

 ふと、昔読んだ本を読み返してみる。
 
 その頃の情景を含めて、得た知識を思い出す。


 印がある箇所を見つけ、当時の気持ちを推測してみる。

 ちょっとしたタイムトラベルである。


 装丁は時代の経過を隠せないが、きちんと仲間の本と一緒に整列していたせいか、
 シュッとしている。

 スマートな佇まいである。

 本も、私と会うのを姿勢を正して待っていたのかも知れない。



 これからも読書を続ける。

 有意義な読書を通して、人生を豊かにする。
 知識を積み重ねていく。


 その得たものを周りの人にも広めていきたい。


 このブログに、読書の形跡を残していこう。


 そう思った、引越の準備で再会した本との会話の一部始終である。