「ホンモノ」

人を呼び寄せる黄金の法則があるとすれば、
「ホンモノ」に出会える環境を提供することかもしれない。

今日のカンブリア宮殿を観た何よりの感想である。

ゲストは落希一郎氏(カーブドッチ経営者)。


落希一郎氏は「ホンモノ」のワインを提供するベストは何かを追求し、形にしている。
つまり、ワインを飲みたい人が何を望んでいるのかを形にしている。
本当に形にしてしまっているから驚きだ。

ワインをどんな環境で飲みたいかを自問自答すると。。。

・美味しい状態のワインを片手に、
・生産地を一望し、
・製作者のうんちくを聞きながら、
・雰囲気のいい造りのレストランにて、
・ワインにあう旬な料理をつまみ、
・特別な人と一緒にその時間を過ごす。

もちろん、これにとどまらず、
カーブドッチでは、これを超える感動の環境を提供している。

この、サービスの提供ではなく、
環境の提供というところがミソだ。

環境も「ホンモノ」の一部だからである。


「物」

「サービス」

を、追求した場面には、お金を払うことで手に入れられる場面も
多くあるのかもしれない。

しかし、環境はその土地に行かなければ味わえない。
水、空気、景色、匂い、作り手の笑顔 and so on.

この「ホンモノ」を求めて、カーブドッチのある新潟まで、
東京を中心に全国から年間30万人が訪れる。

一度、訪れてみたいものだ。