「ホンモノ」

人を呼び寄せる黄金の法則があるとすれば、
「ホンモノ」に出会える環境を提供することかもしれない。

今日のカンブリア宮殿を観た何よりの感想である。

ゲストは落希一郎氏(カーブドッチ経営者)。


落希一郎氏は「ホンモノ」のワインを提供するベストは何かを追求し、形にしている。
つまり、ワインを飲みたい人が何を望んでいるのかを形にしている。
本当に形にしてしまっているから驚きだ。

ワインをどんな環境で飲みたいかを自問自答すると。。。

・美味しい状態のワインを片手に、
・生産地を一望し、
・製作者のうんちくを聞きながら、
・雰囲気のいい造りのレストランにて、
・ワインにあう旬な料理をつまみ、
・特別な人と一緒にその時間を過ごす。

もちろん、これにとどまらず、
カーブドッチでは、これを超える感動の環境を提供している。

この、サービスの提供ではなく、
環境の提供というところがミソだ。

環境も「ホンモノ」の一部だからである。


「物」

「サービス」

を、追求した場面には、お金を払うことで手に入れられる場面も
多くあるのかもしれない。

しかし、環境はその土地に行かなければ味わえない。
水、空気、景色、匂い、作り手の笑顔 and so on.

この「ホンモノ」を求めて、カーブドッチのある新潟まで、
東京を中心に全国から年間30万人が訪れる。

一度、訪れてみたいものだ。

本との再会

 何事も、一朝一夕に思い描いたようにはいかない。
 目標を見据え、目標への到達に向けた積み重ねが欠かせない。


 今の私を形成してきた要素の中で、外せないのが「読書」による効果である。


 「読書」を端的に表現すると、

「お金で、学問としての知識や、本文を通して経験を疑似体験することで
 得られる知恵などを、手に入れることのできる手段」

 大変、有益な手段です。


 これまで、何冊の本を読んできことでしょう。

 数百冊?
 
 読書がなければ、きっと今よりも面白味に欠ける人生となっていた。
 (おそらく、その面白味にも気付かない。)

 今の私は、これまでの読書の積み重ねで形成されている部分が大いにある。

 

 ふと、昔読んだ本を読み返してみる。
 
 その頃の情景を含めて、得た知識を思い出す。


 印がある箇所を見つけ、当時の気持ちを推測してみる。

 ちょっとしたタイムトラベルである。


 装丁は時代の経過を隠せないが、きちんと仲間の本と一緒に整列していたせいか、
 シュッとしている。

 スマートな佇まいである。

 本も、私と会うのを姿勢を正して待っていたのかも知れない。



 これからも読書を続ける。

 有意義な読書を通して、人生を豊かにする。
 知識を積み重ねていく。


 その得たものを周りの人にも広めていきたい。


 このブログに、読書の形跡を残していこう。


 そう思った、引越の準備で再会した本との会話の一部始終である。  
 

ソフトバンクホークス優勝に想うこと。

 ソフトバンクホークスファンの私にとって、
 今年もこの喜びを得ることができました。
 
 2連覇です。

 ありがたいことです。


 今年の優勝は、1年間で成果を出すことを目的とした戦いの王道を進み、
 得た優勝と思います。

 具体的には以下の要素を指します。

1.戦いの前に弱点を克服し、 
  (内川選手・細川選手・カブレラ選手の補強)

2.ベテランの安定した働きでスタートダッシュを決め、
  (小久保選手・松中選手・杉内選手・和田選手の安定した活躍)

3.1点と守る野球で勝っていく勝ちパターンを確立。
  (犠打、盗塁を使い1つでの先の塁に進む攻撃を徹底)

4.苦しくなった後半戦は、若手の成長により逃げ切る。
  (長谷川選手・福田選手・明石選手・岩崎選手・大場選手の奮闘)

 
 新戦力+ベテラン+若手

 この3要素が機能すると強いことを目の当たりにしました。

 理想的ではないでしょうか。


 この様に組織が機能すると、気持ちいいものですよね、
 秋山監督!

 来年も期待しています。

 おっと、その前に日本シリーズがありました。
 短期決戦での采配も期待しています。

今日の私は38歳

私は基本的に実年齢より上に見られます。

今日は38歳でした。
+7です。

 話し方?
 見た目?
 雰囲気?


人は何のために相手の年齢を特定しようとするのでしょうか?

どこを見て相手の年齢を判断するのでしょうか?

ちなみに私は肌を見ます。
結構当たります。

この芸当は、大学時代の喫茶店での経験が生きています。



さて、何を言いたいかというと、
人を歳で判断することはあまり意味がないということです。

その相手の「人となり」に注目すべきでしょう。

私には1歳の息子がいます。
いわゆる1歳児はこうである、といった対応しても意味がありません。
息子は息子です。

相手の「人となり」を感じ取り、そのままを理解してあげることが重要です。

だから私は、人の話し方とか、雰囲気からは年齢を連想しようとしません。
何歳であっても、どうでもいいからです。
(思慮の深さなどは、しっかりと読み取ろうとしてしまいますが・・・)

無意識に人を平均に当てはめる対応はしてはいけない。
相手に集中する。

大切なことだと思います。



余談ですが、年齢を当てたがる人は、年齢を聞いた瞬間に態度が変わるから嫌です。

今日も、年下と分かった瞬間から言葉つかいが変わりました。

立場はこれまでと何も変わらないのに・・・

サービスを受ける → 自分に問いかける

 サービスを受けるといろいろと感じることがある。
  
 
  どれくらいこちらの目線で考えてくれているのか。
  そして、こちらのニーズに的確に対応しようとしているのかを。


 コトラーはニーズには5つの階層があると言っています。

 1.明言されたニーズ
   (顧客が口に出して言っているニーズ)

 2.真のニーズ
   (顧客が実現を望んでいるニーズ)

 3.明言されていないニーズ
   (顧客が期待しているニーズ)

 4.喜びのニーズ
   (顧客が望んでいるサプライズ)

 5.隠れたニーズ
   (顧客が期待する周りの反応)

 さて、自分はこれまで、どれだけのニーズに対応できただろうか。

 喜んでいただけただろうか。


 サービスを受けるといろいろ感じることがある。

脳が気持ちいい

偶然、高校生時代によく聴いたCDを発見。


X−Japanのアルバムだ。


何年ぶりに聴いたのかもわからない。
時間の経過を感じながら、聴き入ってみる。

昔の記憶をなぞり、妙に心地いい感覚。

まさに、脳が気持ちいいと感じているような心地よさ。


それはそれでいいのだが、最近、新たに音楽を求めていない。

読書はどうか、自分のすきなジャンルばかりではないか?

ネットでみるページは?

付き合う人間は?

飲むお酒は?


最新の流行に追いつく必要は必ずしもないが、

これまでにない領域にチャレンジし、
脳が気持ちいいと感じるスペースをどんどん広げてあげなくてはと思う。


まだ、31歳。
スペースを広げる余地はいくらでもある。


新しいことにチャレンジし続ける。
そんな30代を送りたい。


そして40代もチャレンジし続ける。


脳が気持ちいいと感じるスペースを広げ、豊かな人生を送るために。